アメリカのシリコンバレー銀行が破綻し、10年もの国債利回りと株価が同時に大幅に下がりました。リーマンショックのときの破綻連鎖をついつい想起する重苦しい雰囲気を感じます。失業率、非農業部門雇用者数は予想より悪い数値が出ました。
一方で次回の利上げは25bp、ターミナルレート5.25%-5.5%、11月から利下げ、というふうに利上予想がまた変わってきました。
今週はCPIの結果を経て市場がどう動いていくか、いつもにも増して注目です。
期間:2023年3月6日〜3月10日
概況:
- 10年国債利回りは金曜日に大幅下落し、今週は▼6.8%で3.70
- 米株価三指数は揃って4%台の大幅下落
- 香港ハンセン指数も▼6.1%の下落
- ADP雇用者数(前月比)242千人(予想210千人、前回119千人)
- 失業率 3.6%(予想3.4%、前回3.4%)
- 非農業部門雇用者数(NFP)(前月比) 311千人(予想220千人、前回504千人)
保有資産実績:
- 合計保有量は増減なし
- 評価額は▼3.9%の減少、累計損益率は▼17.5%
- セグメントでは全セグメントで▼2.3%から▼5.7%減少、最大は香港株
- 個別では13銘柄中12銘柄が減少、唯一の増加はTMF、最大の減少はDOCSの▼8.2%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT▼3.3%、世界割安成長株▼3.4%、米国株投信▼1.2%
- コア投資B:VTI▼4.8%、J&J▼1.5%、AT&T▼1.3%
- レバレッジETF:SOXL▼5.9%、QLD▼5.4%、TMF +3.4%
- IPO銘柄:ドクシミティ(DOCS) ▼8.2%、ゾミトリ(XMTR)▼3.0%、CSディスコ(LAW)▼1.8%
- 香港株:0142FP▼5.7%
今週の動き:
3月14日(火)消費者物価指数(CPI)(前年比)(予想6.0%、前回6.4%)
3月15日(水)小売売上高(前月比)(予想0.2%、前回3.0%)、生産者物価指数(PPI)(前年比)(予想5.4%、前回6.0%)
3月16日(木)フィラデルフィア連銀景況指数(予想▼14.8、前回▼24.3)
3月17日(金)ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)(予想68.0、前回67.0)
Be water, my friends.