8日にパウエル議長発言があり、9月は再び75bpの大幅利上げが確実視されています。一方株式相場は週末に向けて大きく反発を続けています。織り込まれている、ということでしょうか。今週は注目のCPIが発表されますが、こちらもピークアウトが織り込まれており、予想の8.1%に対してどれだけぶれるか(あるいはぶれないか)が短期的な動向にとってポイントになると思われます。個人的には8.1%を大きく上回ることはないと思いますが8.2%、8.3%など少しだけ上回る場合の反応をみてみたい気がします。
結局今年の6月が底だったのか、というシナリオも聞こえてきますがそうだとするとかなり呆気ない印象を受けます。きっとまだまだ波乱があるでしょう。
期間:2022年9月5日〜9月9日
概況:
- 10年国債利回りは引続き上昇し、3.32
- 米株価三指数は+2.7%から+4.1%の比較的大きな反発
- 香港ハンセン指数は▼0.5%の下落
- ISM非製造業景気指数 56.9(予想55.3、前回56.7)
保有資産実績:
- 合計保有量は増減なし
- 評価損益率は+3.3%の増加、累計損益率は▼11.8%
- 香港株を除いたすべてのセグメントで増加、レバレッジETFと米国IPO銘柄が共に+5.1%の増加、ゾミトリ(XMTR)は二週連続で+10%の増加
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT+5.5%、米国株投信+1.1%
- コア投資B:VTI+3.5%、J&J+1.8%、AT&T▼0.6%
- レバレッジETF:SOXL+5.7%、QLD+5.5%、TMF▼2.3%
- IPO銘柄:ドクシミティ(DOCS)+1.9%、ゾミトリ(XMTR)+10.4%、CSディスコ(LAW)+2.1%
- 香港株:0142FP▼1.9%
今週の動き:
9月13日(火)消費者物価指数(CPI)(前年比)(予想8.1%、前回8.5%)
9月14日(水)生産者物価指数(PPI)(前年比)(予想9.0%、前回9.8%)
9月15日(木)小売売上高(前月比)(予想0.1%、前回0.0%)
Be water, my friend.