上海で現地の女性を奥さんにした複数の日本人の話を聞いて、共通していたのは上海の女性は強い、ということでした。万国共通、女性、妻、母親は強いと思いますが、上海女性の強さは＝「怖い」ということでもあります。我々にとっての習性である仕事帰りの飲み会を、その奥さんたちは許しません。家に帰ると、ものが飛んできます。ひどいと、刃物が飛んできます。そもそも中国人（だけではないが）は日本人と比べて喜怒哀楽は激しいです。キレると怖いのですが、上海女性である奥さんがキレたときの怖さは想像を絶します。
驚愕し、それで、そのような境遇で結婚しているイミはあるのか？と率直に尋ねたところ「それが、甘えるときはものすごくカワイイんですよ」と鼻の下をのばす旦那。なるほど・・・。これは究極のツンデレというやつか。日本人の奥さんがS&P500とすれば、上海妻の感情ボラテイリティは三倍レバレッジのSOXLなのだ。と、よくわからない例えでそのときの話を振り返り、納得します。
中国で出生数が減少していることが中国国家統計局から発表されていますが、そもそも婚姻件数が大きく減少しています。日本の総務省に相当する中国民生部が3月18日に発表したところによると2021年の登録婚姻件数は763万件で前年の813万件から大きく減少、1986年以来最小となりました。ちなみにピークは2013年の1346万件で、おおよそ半減といってもよいくらいの減り方です。出生数が減るのは当然ですね。
次回、背景、要因についてさらに報告いたします。
(続く)
Be water, my friend.
