水になるブログ

米国株を中心とした投資、料理、ゴルフの話題をお伝えします。

サウスチャイナ・モーニング・ポスト

 香港での表現の自由はだんだんと制限される傾向にあります。中央政府による香港国家安全法の制定以来、さらに顕著だと思います。香港の行政に対する不満はどうでしょうか?大陸でも、地方政府に対する批判はメディアが取り上げているでしょうか?(中央はもちろんNGですが)

 サウス・チャイナモーニングポスト(SCMP)はイギリス領時代の香港で創刊され、後にルパート・マードック、ロバート・クオック(ケリー・プロパティ)、と所有者が代わり、今はジャック馬のアリババ・グループの所有です。中国に関するネガティブな記事も今だに掲載されており、私にとってはなんとも不思議なポジションです。ジャック馬が北京の批判をするのはわかりますが、しかしとっちめられてしまい、その馬が保有するメディアで今でも客観性をもっているのは不思議としかいいようがありません。

 もちろん香港政府を批判する(直接ではなくても)記事も掲載されます。

www.scmp.com

 Covid-19の対策に関して、大陸が見事に封じ込めている(??)のと対照的に、香港政府の対応はお粗末であると、断じています。キャリー林長官の続投の可能性はわかりませんが、この記事の投稿者は6月で満了、続投なしの前提で言及していますが7月1日から能力ある新政権が発足することを期待するかなく、それを待つしかないと嘆いています。

 投稿者は誰かと思えば、Ronnie C. Chan、恒隆地産の会長でした。大陸でさんざん投資してますからね。

Be water, my friend.