水になるブログ

米国株を中心とした投資、料理、ゴルフの話題をお伝えします。

ウクライナ侵攻 CS DISCO 2021Q4決算

 ついにロシアがウクライナ侵攻開始、株式市場は大きく揺れましたが、結果的には久しぶりの反発で終わりました。特にナスダック総合指数は+3.34%と大きく反発。

 保有しているIPO銘柄のひとつCS Discoの決算発表があり、予想EPS▼$0.17を▼$0.10でbeatしました。株価は+9.25%上昇し、$32.6、アフターでさらに+0.25%上がりました。まだまだ含み損ですが。

ir.csdisco.com

 年度の業績は売上高$1億14百万で前年比+67%、純損失は前年度▼$22.9百万に対して▼$24.4百万。売上高の増加もすばらしいのですが、売上総利益はもともと前年度70%だったのが、さらに73%になっています。日本と比べても意味がないですが、米国企業の成長性と粗利益率の水準には刮目させられます。

 事業計画上はまだ売上が足りないということだと思いますが、営業利益は依然マイナスのままです。同社のプレゼンテーションによると機軸事業のedsicovery(電子情報公開)関連は市場規模を全リーガルサービス費用$7670億のうちTAM(Total Addressable Market 獲得可能最大市場規模)の値として$420億としています。まだまだ伸びしろはいくらでもあるということです。

 2022年度の見通しは売上高が28%-32%成長の$1468億-$1508億、EBITDAは▼$51.5百万-▼$43.5百万でまだまだ先行投資が続くようです。金利上昇局面で成長株にはアゲンストの地合が続くと見込まれ、保有株の含み損は続きますが、順調に事業が成長していくのを見守っていきたいと思います。

Be water, my friend.