水になるブログ

米国株を中心とした投資、料理、ゴルフの話題をお伝えします。

米国株 今が買い時 底を打ったAT&T

 昨年の7月にAT&Tの株を購入しました。利回り8%の高配当と、通信事業の安定性を魅力と感じたからです。AT&Tのような株は典型的なwidow-and-orphan stockというそうです。未亡人と、孤児、なぜそういう命名かわからないのですが、定期的に配当し、利回りが長期にわたってじわじわと増えていくタイプの銘柄のことです。

 株価は2016年の$43から購入時には$29に下がっており、そこからさらに$22まで下がった12月にようやく反転しました。1月6日の終値は$26.1です。ついに底を打ったか!と期待しています。

 今年、2022年はお荷物のメディア事業、WarnnerMediaをspin-off(Discoveryと統合し、AT&Tは71%の持ち分となる)し、レバレッジを減らします。2021年9月末でAT&T社の負債は$1826億、debt/equity ratio、つまり負債/株主資本比率は100%を超えています。

 メディア事業分離後は配当利回りは6%程度に減少する予測ですが、本業である通信に専念し、借り入れを減らし、地道に業績を改善していくことを期待されており、私自身も2022年は新生AT&Tとしてターンアラウンドの一年目となることを期待しています。そして長期にわたってじわじわと配当を増やしていってほしいと思います。

 そして本業ですが、2021年は過去最高となる純増320万の料金前払い電話サービスのユーザーを獲得しました。このうち最後の四半期で28%を獲得していますから、逓増する傾向にあるとみられます。今後の利上げ局面でも強さをみせてくると思いますので今年が非常に楽しみです。1月26日は2022年3月期の決算発表です。

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