昨夜は米国10年国債金利が△2.62%下げ、ダウ工業平均、S&P500、ナスダック総合指数はそれぞれ△0.43%、△0.46%、△0.25%下げました。レイバーデー明けから米国株市場は軟調が続きますが、よい傾向だと思います。
気がかりは、やはりジョンソン&ジョンソンです。昨日は△2.23%下落。第二四半期決算の好業績による上昇から一転、この一ヶ月では△3.25%の下げとなっています。昨日の下落についてThe Motley Foolの記事を紹介します。
【覚えておきたい用語】
U.S. Department of Health and Human Services: 合衆国保健福祉省
biosimilar drugs: バイオシミラー、後発バイオ医薬品
- 合衆保健福祉省(U.S. Department of Health and Human Services)がバイデン政権の医療費低減計画について発表した
- その内容は連邦政府がメディケアプログラムにおいて薬価の交渉を可能にするものだ
- 政府が提供する医療保険プログラムの65歳以上と障害者を対象としている
- この発表は、ファイザーなど他の医薬品メーカーの株価にも影響を与えた
- ただし政治的には意見が分かれており、ただちに法制化される見込みではない
- 興味深いこととして、実行されれば医薬品メーカーがジェネリック薬品メーカーに対してジェネリックの市場投入を遅らせるはたらきかけを無効化する可能性がある
- またジェネリックや後発バイオに対する規制を取り除く要求も含まれている