水になるブログ

米国株を中心とした投資、料理、ゴルフの話題をお伝えします。

米国株 企業業績懸念

 レイバーデイが明けて市場が再開した昨夜、ダウ工業平均とS&P500がそれぞれ△0.3%、△0.8%下げました。ナスダック総合指数は+0.1%の上昇。

 デルタ変異種の感染拡大によって経済への悪影響が懸念されている、とのことです。好決算が続いた第二四半期の企業業績の好影響から一転、なかなか回復しない雇用、着実にすすむ物価上昇、とここへきて先行きの企業業績に対する懸念材料のウエイトがセンチメントを押し下げているようにみえます。

 一年近く上昇を続けている米株式市場が調整や暴落の局面を迎えるのは不可避として、それがいつか、どの程度かが問題なのですが、個人的には早くその段階が到来してほしいと思っています。今はキャッシュポジションが10%と潤沢ではありません。今年6月以降投資を開始しましたが商品や銘柄の選択はともかく、量が過ぎたと今になって反省しています。

 とにかく手元の10%と毎月の流入(1.5%に相当)とともに、米国投信に少しずつ追加していきます。ある程度大きく下げたら購入しようと思っているのですが、こうなると早く下がれ、と考え始めるのでおかしなものです。

 また今は投信、個別銘柄の種類を増やさない考えですが、ゴールドだけは今から少しずつ入れていきたいと思い、GLDを追加しました。

www.wsj.com

 8月から9月にかけての主な米経済指標の結果を確認しておきます。物価上昇と遅い雇用改善よりも住宅価格指数の上昇が気になっています。いつかきた道にならないとよいのですが。

  • 消費者物価指数 前年比+5.4%(コア+4.3%)
  • 生産者物価指数 前年比+7.8%(コア+6.2%)
  • 小売り売上高 前月比△1.1%
  • 実質GDP 前期比年率+6.6%
  • S&Pケースシラー住宅価格 前年比+19.08%
  • 非農業部門雇用者数 235千人(予想733千人))