昨日は米国10年国債金利が△0.61%下げてダウ工業平均、S&P500、ナスダック総合指数はいずれも上昇しました。最新の失業率、非農業部門雇用者数(NFP)統計の発表を控えて活発な動きです。先だって失業保険申請件数は予想の345千を下回り、340千で、前回の353千件と比較しても雇用に対する旺盛な需要がみれらます。
ジョンソン&ジョンソンは174.93、+0.68%でした。ここ五日間でみても+0.94%と、先週はじめの下げから回復しています。
同社は現在Texas two-step bankruptcy、すなわち莫大な訴訟費用に対する負債と当該事業を分割し、破産させるスキームを進行中ですが続報記事を紹介します。
今回の記事では、ジョンソン&ジョンソン社のベビーパウダーの原料であるタルクが原因で卵巣ガンの被害を訴える訴訟案件が34,000件(!)という数字で報告されています。記事の内容は前回ご紹介した内容と比べて新しい情報はあまりないのですが、先述の破産スキームに対して、今度はニュージャージー州の裁判所に差し止めを請求する提訴がありました。
前回の記事はこちら。