Zacksという企業の株価情報、財務情報、などに関する調査や評価を行い投資家に対するサービスを提供する投資調査会社の記事です。
ここではジョンソン&ジョンソンがとりあげられていますが、株価の分析などによくつかわれるバリュエーションに関する用語を覚えてしまいましょう。
複雑な計算ではないのですが、いつも頭がこんがらがってしまいます。ジョンソン&ジョンソンはここ数日、S&P500のヘルスケアセクターが反発をみせるなか、株価が下降していました。（今週30日からは反発）
同社は第二四半期の決算は好調で、次の決算も投資家は期待を持っているようです。同社の見込みでは1株あたり利益は前年比+8.18%の増加、Zacksは売上げを同+12.31%の増加を見込んでいます。またZacksのコンセンサス予想では通年で利益は前年の+20.17%、売上は+14.23%のそれぞれ増加を見込んでいます。
下にバリュエーションに関する用語を中心に整理しました。JNJはやや割高とみられているようです。
【覚えておきたい用語】
- EPS: Earnings Per Share、1株あたり利益
- P/E ratio: PERとも表記され、株価÷1株あたり利益で計算される株価収益率のこと、
- forward P/E: アナリストによる予想PER、実績PERは trailing P/E ratio、JNJのforward P/E ratioは17.92で業界平均の14.69に比べて割高である
- PEG ratio: Price Eearnings Growth ratio、P/E ratio÷1株あたり予想利益成長率で算出、この記事ではJNJのPEG ratioは2.31で二倍以上は割高とみられる
